横浜愛隣幼稚園
〒220-0046
神奈川県横浜市西区西戸部町2-144
TEL.045-231-8065
FAX.045-241-2411

 
 
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園長先生ご挨拶

横浜愛隣幼稚園 園長 平田一吉

 

  2018年度から横浜愛隣幼稚園の新しい園長に、横浜上原教会の牧師である私平田一吉が就任いたしました。
 牧師が園長だなんて、とちょっと心配に思われるかもしれませんが、横浜愛隣幼稚園は、横浜上原教会の付属幼稚園ですから、代々牧師が、園長を兼ねてきました。園長が変わっても横浜愛隣幼稚園の保育基本方針は少しも変わりません。今年で創立87年になる歴史と文化を持っています。
アメリカのメソジスト監督教会宣教師ドレーパー博士の長女ウイニフレッド・ドレーパー女史によって建てられましたこの愛隣幼稚園は、以来保育の根幹にキリスト教主義を据え、キリスト教保育を実践してきました。それは今も変わりなく横浜愛隣幼稚園の土台であり、根幹を流れている教育理念です。
 キリスト教保育とは、なによりも神の愛に信頼し、「神に委ねる」ことからはじまります。子どもたちには本来、賜物として、生きる力、成長する力、すなわち「生命」を与えられています。それは創造主である神が人間を、ご自分にかたどってお造りになり、それを見て「きわめて良い」と祝福してくださったことにあります。人間はだれでも、どんな人でも成長する力が備えられていて、ちょうど芽生えたばかりの若葉が、自然に太陽光線に向かって伸びていくように、幼児期の子どもたちは育っていきます。ですからお家の方もわたしたち保育に携わる者も、最後は神様の愛と導きにお委ねするのです。それは神様への信頼から出て来るものであって、決して責任放棄ではありません。なぜなら子ども達一人一人こそが、ご両親に、またわたしたち保育者にまた、世界に向かって神様から、「委ねられた」大切な神の子だからです。これがキリスト教の子ども観です。だから次には、神様からわたしたちに委ねられている大きな責任があるのです。
そして、実りを「待つ」気持ちが大切であることを聖書は教えています。
 コリントの信徒への手紙Ⅰ3章6節で使徒パウロはこう言っています。
「わたしは植え、アポロは水を注いだ、しかし成長させてくださったのは神です」と。
 人と比べて、人に倣うだけの人間ではなく、自分の中にある天からの「賜物」を磨き、立派に実るまで待つことが肝要なのです。
 その意味で、横浜愛隣幼稚園の先生たちは、園児を急かしたり、強制的に何かをやらせたり、無理やり右や左に引っ張って行ったりはしません。
「遊び」を通して、園児たちが自主的に、将来社会生活において必要となっていく、基本的な協調性、主体性、秩序感覚、責任感、社会性などを身につけて行くことを補助し、「遊び」を通して、一人一人の想像力、創造力、自己表現力、決断力を養い、それがやがて豊かな個性と、人格として実っていくことを、「期待して待つ」のです。
 
 さて、ここらで新園長の平田一吉牧師の自己紹介をいたします。
この牧師は、60歳プラスα(もうすぐ古稀ですが)、子どもが大好きで、実は4歳と1歳半の二人の孫がいます。日ごろあまり会えないので、愛隣幼稚園の園児たち一人ひとりと、まるで自分の孫たちと遊んでいるように接していられるので、いまから嬉しくてワクワクしています。愛読書は中原中也詩集と徒然草。広島カープフアン。好きな色は赤。好きな食べ物は広島風お好み焼き。趣味はソウルアンドブルース。好きな曲は、♫ストミー・マンデー・ブルース。
好きな聖句はマタイ福音書6章34節「明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。その日の苦労は、その日だけで十分である。」
以上です。
子どもたちと一緒に園で遊びながら、共感し合いながら、忘れ去ってしまった、あの世界中が不思議だらけで、輝いて見えたり、怖かったり、そういう時代を再び思い出して、子どもたちと一緒に柔らかな心を取り戻したいと思っています。
 「忘れ去ってしまった時」。そうですね、幼少期は、ほんとに長い人生の中で、最も重要な時期で、この時期に人生で大切なことは、全身、全霊で学び取っていくにもかかわらず、幼児期が過ぎれば、もう忘れてしまっています。しかし二度と戻ってこない、大切な時です。この大切な時を、お父さん、お母さんも、もう一度あなたのお子さんを養育することを通して追体験できたらどんなに素晴らしいことでしょう。
子育てに疲れないでください。わたしたち大人もまた新たに成長できる大切な時でもあると考えてみてはどうでしょうか。
 さて、横浜愛隣幼稚園は87年の文化があると申しました。それは長い歴史の中で保護者の皆様と一緒に築き上げ、蓄積してきたものです。礼拝を通して聖書の御言葉を学び、讃美歌を心から歌って賛美します。子どもたちは歌うことが大好きです。幼稚園でいっぱい歌を覚え、大声で歌えば、それは心がはずむ心の体操です。そうやって礼拝を大切にしてきました。花の日礼拝、父の日・母の日礼拝、収穫感謝礼拝、そしてクリスマス礼拝とクリスマス祝会。また園にある畑で種まきから収穫、そして地の実りを感謝して食すること。まだまだいっぱいあります。親子で学ぶ健康の日。そして子ども中心の「あいりん祭」があります。
 それらが長い伝統の中で、文化として子どもたちの精神的な環境になっています。
大都会の中にありながら、豊かな自然環境を保持してきたことも文化です。
 幼稚園を探している保護者の皆さま、毎週水曜日2時から4時までは地域に開放したオープンデーです。ぜひ一度、見学にいらしてください。豊かな自然と木のぬくもりの中で、伸び伸びと遊んでいる園児と教師たちがお待ちしています。
 
 
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