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横浜愛隣幼稚園
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メールアドレス y_airin@yokohama-airin.com

 
 
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あいりん通信 過去のお知らせ一覧

園長先生のお話(卒園によせて)
2012-03-31
●園長先生からのメッセージ
 
“一粒の麦は、地に落ちて死ななければ、一粒のままである。だが、死ねば、多くの実を結ぶ。” (ヨハネ福音書12章24節)
 
今年の「ひなまつり会」(※前号をご参照)は、インフルエンザの休園によって準備の時間を十分にとれませんでしたが、子どもたちは楽しく演じていました。愛隣幼稚園の特長は、日々の保育の中での遊びが発展し、行事に結び付いていくことです。そして、行事が終わった後も、遊びは更に続いていきます。例えば、年少クラスの小さな子どもたちは、年中・年長クラスの遊びを真似しながら、自分たちの遊びを広げていきます。そこに、幼稚園の遊びのダイナミックさを感じます。教師たちは、子どもの遊びに関わるタイミングを計りながら、適切な対応をしていきます。見た目は華やかでなくても、子どもたちの心の育ちに深く関わる遊びが繰り返されているのです。
 
愛隣幼稚園は、子どもの成長を即席で出来るとは考えていません。子どもの成長は、一人一人で異なります。他の子と比べるよりも、その子その子を「長い目」で見ていくことが大切です。温かい心で子どもの成長を見守ることを心がけています。そして、子どもは手をかければかけるだけぐんぐん成長します。それは、うれしい驚きです。
 
冒頭の聖句は、イエス・キリストの言葉です。木の実が実を結ぶためには、一粒の種が蒔かれることが必要です。「死ねば多くの実を結ぶ」という表現は強いものですが、種が殻を破って芽を出し、成長してく様を表しています。これは、イエスの十字架の死が、世のすべての人の一粒の種となったことを伝えているものですが、親の愛情に対しても言えることです。親は子どもの成長のために、自分を献身的に捨てて、成長を与えていきます。
 
年長のやまぐみさんは、この春いよいよ卒園です。「愛隣」の子どもとして、豊かな成長をしてほしいと思います。神の祝福をお祈りしています。
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