「いのち」のおはなし会
2025-01-29
毎年、この時期に、年長さんは、「いのちのお話」を聞く機会を設けています。
お話をしてくださるのは、葉狩(はがり)由香子さんです。
葉狩さんは、上智大学総合人間学部看護学科助産学専攻科の先生であり、卒園生のお母さんでもあります。
実物大の胎児のお人形や、パネルの絵を使って、子ども達に分かりやすく、いのちの誕生について語ってくださいました。
子ども達も疑問に思うことは質問しながら、とても真剣に聴き入っていました。
小さな点だった「いのち」が、時間をかけてお母さんのお腹の中で大切に守られながら大きくなって、やがて、生まれ出てくること。
その時は、お母さんも赤ちゃんも、苦しいけれど、とってもとっても頑張ること。
時には、お腹の中で亡くなってしまう赤ちゃんもいること。
だからこそ、今、ここにいる私たちの「いのち」はとても大切なこと。
子ども達にとって、大きな学びとなりました。
最後に、葉狩さんが、子ども達に、「みなさん、生まれてきてくれて、ありがとう」と優しく温かいメッセージを送ってくださいました。
神さまから与えられ、おうちの方に愛され守られてきた「いのち」、
今、ここにあるのは、決して当たり前ではないことをあらためて感じ、日々、感謝の気持ちを忘れないでいたいと思います。