あいりん通信 過去のお知らせ一覧
園長先生のお話(新年度を迎えて)
2013-04-02
●佐野園長からのメッセージ
“あなたの神、主を愛しなさい”(申命記6章5節)
新年度を迎えました。先日4月10日には入園式が行われ、今年は31名のかわいい子ども達が入園しました。
今月の聖句は“あなたの神、主を愛しなさい”です。申命記のこの聖書箇所では、神様とイスラエルの関わりが、ちょうど親子関係のようにたとえられ、信頼に満ちた関係がこの言葉で言い表されています。「神様を愛する」とは、子ども達が親を信頼して生きるように、「信頼していいよ」、「心配ないよ」と、私達が神様を「信頼して生きることへの招き」を意味しています。「あなたの神、主を愛しなさい」という声は、命令や要求とは違い、励ましであり呼びかけなのです。
子ども達は、幼稚園に入園したからといって、すぐに何でもできるようになるわけではありません。子ども達は、一人一人の発達段階に合わせて成長をしていきます。なので、長い目をもって、子ども達の成長を見守って頂ければと思うのです。そして、小さな成長を見落とさずに、共に喜び、褒めてあげてほしいのです。新たに入園された子どもにとっては、この幼稚園での集団生活は、社会生活の第一歩となります。異年齢、同年齢との関わり、特に遊びを通して、たくさんのことを学びながら成長していきます。初めはなかなか集団生活に馴染むことが出来ずにいる子どもでも、幼稚園での関わりを通して、幼稚園が大好きになります。まだ幼稚園生活は始まったばかりですが、ひよこぐみのある子が「幼稚園楽しかったよ!」と大きな声で言ってくれました。とても嬉しい一言でした。これからも、神様に愛され守られて、のびのびと元気に成長してほしいと願っています。